ジョージ朝倉
溺れるナイフ 2 (2)

絶賛ジョージ朝倉フェア開催中です。

今日は「溺れるナイフ」。

大分前に読んだ一巻はまだ序章で、「これからどうなるかなあ」という感じだったけど、いや、2巻買ってよかった!

これすげえよ。もう嫌だわジョージさん、ぐらいすげえです(興奮中)。


少女モデルの夏芽は、華やかに暮らしていた東京から田舎町に引越し、そこでコウちゃんというめっちゃポテンシャルのある男の子に出会う。


1巻ではまだ「子ども」だったのに、2巻では夏芽ちゃんやコウちゃんが大人になりはじめていた。

修学旅行や中学校生活ってこんな感じだったよねえ!と心底懐かしくなる。


コウちゃんは、「特別なコ」。追いつけないところにいるのに、もっと遠くへ飛んでいってしまいそうで、そういう男の子に会った女の子は、きっとみんな「そこ」へ行きたい、と思うだろう。

一番傍にいる人になりたいと願うだろう。

この漫画では、やっぱり特別なコである夏芽ちゃんが、その人のところへ行けなかった自分の代わりになってくれるから、嫉妬もしつつ、感情移入して応援してしまうんだろうなあ。


なにやら波乱が起こりそうな予感を残して2巻は終わりました。

夏芽ちゃんとコウちゃんの間の、微妙な距離感をどう持っていくかも含め、今後の展開に超期待。