こんばんは。雨ですねえ。

雨の日の満員電車やジーンズに雨水が撥ねるのや、洗濯物が乾かないのは嫌いですが、

雨そのものは好き。


「ネクロポリス」を読み終わった勢いに乗って、

恩田陸のイギリス・アイルランド旅行記「『恐怖の報酬』日記」を読んでいます。

「ネクロポリス」はV.ファーという、英国と日本が作った島国が舞台になっているので、

このイギリス旅行記を読むと、物語のなりたちの一部が垣間見られておもしろい。

この二冊はぜひ一緒に読むべきだなあと思った。


で、私は「『恐怖の報酬』日記」を読み始めてから一人でにやにやしています。

この本自体は別にそういう意味でおもしろいような本ではあまりないんですが、

恩田陸が機内に持ち込む本を決める、という場面に出てくる本が、いや正確には本のタイトルが、

妙にツボにはまってしまって。

こんなのは妻夫木くんがまゆげのつながった女の人とお見合いするポッキーのCMを見たとき以来だ。


その本とはですね。

宮藤官九朗のエッセイ「私のワインは体から出てくるの」


ああー、もうやばい。

やばいやばい。

何この人?

言うまでもなく、川島なお美の「私の体はワインでできてる」発言をベースにしたタイトル。

アマゾンでレビューを見たところ、内容は賛否両論らしいので読むかどうかは迷ってますが、タイトルがおもしろすぎる。おもしろいよね?

よく笑いのツボがおかしいって言われるので自信ないんですが。

あと、昔図書館の書架を見ていて、思わずにやにやしてしまった本に、

清水ミチコのエッセイ「読むがいいわ」があります。

「読むがいいわ」って。

これも中身は知らないんですが、タイトルだけ妙に印象に残っています。

偉大だわ。